日本が世界で最初に発明した『iPS細胞』なのに海外に追い越されてしまった!?
さて、iPS細胞=通称『iちゃん』の続き。
前回までの記事はこちらからです。
なぜこれだけiPS細胞について取り上げているのかと言えば、
iPS細胞=日本発の再生医療技術 なんです!!
京都大学の山中教授が開発して大きなニュースになりましたよね!!
これって凄くないですか?
ただし、日本が今最先端の技術を持っているのかといえば実はそうではないんです。
9/25の日本経済新聞にまたまた大きく取り上げられていました。
かなり難しい内容なので、ざっくりわかりやすく要約します。
・世界中の企業を巻き込む競争が激しくなっている=開発競争
・例えば、目の難病治療はオーストラリア企業がリード
大日本住友や富士フイルムホールディングスといった日本企業は必死に追いかけている
・世界発のiちゃん製品の誕生は、オーストラリアからになる可能性が高い
オーストラリアのバイオスタートアップ、サイナータ・セラピューティクスって会社が
(なっ、長ッ!!テストに出ないんで覚えなくていいです)
臨床実験を既に終了、安全性や有効性を世界で初めて成功させた
この会社が開発しているのは何か??
・他人からの臓器移植の時の合併症問題は前回記事でも取り上げました。
この会社は、その合併症を治療する医薬品を販売する予定。
これが実用化すれば、臓器移植の安全性が高まるでしょう。
・ここで、疑問が。
なぜ、日本が先に開発したものが海外に先を越されたのか。
日本政府が安全性の問題から、規制(ルール)を厳しくしたからなのです。
せっかくスゴイ発明したのに、国が開発を遅らせてしまったんです。
まあ、本当に日本というのはリスクばっか考えて規制、規制でテクノロジーを妨害してしまう国なんですよね。
もったいないお化けが出るわな→チラネーヨ
日本が規制、規制といっている間に海外に追い抜かれてしまい、
そして今必死に追いかけているっていうのも皮肉なもんですね。
・がんばれ日本!
①日本企業バイオスタートアップのヘリオスは目の網膜の難病治療の治験を今年度中に開始予定→目が見えない方が見えるようになったら世界が変わりますよ(^^)
②度々、ニュースになっていますが京都大学は大日本住友製薬と手を組みでパーキンソン病治療の治験を今年度中に開始、iちゃんの移植に乗り出すそうです!
ちなみに、パーキンソンとキーパーソン間違えた事ある看護師が8割→チラネーヨ
③2018 7/29の日本経済新聞掲載
慶応義塾大学発の心筋再生医療スタートアップのハートシード(東京・港区)は、2021年にも国内でiちゃんを使った心臓の再生医療治療法の臨床試験(治験)を始める。
心臓の再生ができたら、と思うとなんかわくわくしますね。
そんなの神龍(シェンロン)か神様かデンデにしかできないと思っていたから→チラネーヨ
この他に、武田薬品工業、そしてこの前取り上げた富士フイルム。
富士フ・イ・ル・ムなのか富士フ・ィ・ル・ムなのか?
どうも正解は『フ・イ・ル・ム』のようだ。大人になるまで知らなかったwww
ここまでは、頑張れ『iちゃん』、頑張れ『日本企業』ってスタンスで書いてきましたが次回は、『再生医療』の問題点について書いてみます。
お楽しみに☆